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研究施設Facilities

kenk

風洞

大型乱流境界層風洞 乱流境界層を模擬できる風洞であり、建築物等に作用する風力、風圧力、風応答および風環境等を計測することができる。測定部断面は幅2.2m×高さ1.8m、風洞全長は19.1mで、最大風速は15 m/sである。
温度成層風洞 気流温度と床面温度を制御できる特殊な風洞。送風機、温度成層装置、床面パネル加熱冷却装置、気流冷却装置および熱源装置等で構成される。測定胴は幅1.2m、高さ1.0m、長さ9.4m、風速範囲は0.2~2m/s、気流温度範囲は10℃~50℃である。
中型乱流境界層風洞
(環境系)
中型の乱流境界層型風洞で、建物の通風換気、都市の風環境、汚染物質拡散等の実験に使用される。測定胴は幅.1.2m、高さ1.0m、長さ22.7mで、風速範囲は0.5m/s~18m/sである。
中型乱流境界層風洞
(構造系)
多点同時風圧計測システムを用いた風圧実験、5分力天秤を用いた風力実験に使用される風洞である。これまでに市街地上空の風速の鉛直分布、連立する建物の相互干渉に関する風力実験、ローターを用いた後流振動抑制、サーフィスウインドセンサーの適用性検討に関する実験等で使用されている。 測定部断面は幅0.9m、高さ0.9m、最大風速13m/sである。
小型風洞
(構造系)
幅30㎝、高さ50㎝、最大風速13m/sの2次元実験用の小型風洞
可視化風洞
(環境系)
学生実験などに用いられる主に可視化用の風洞である。測定断面の寸法は幅50cm、高さ50cmの小型風洞

その他の研究施設

アクティブ制御マルティファン人工気候室 48台のプラグファンをインバータで個別に回転制御し、任意の風速変動・風速分布を作り出すことができる特殊な装置。温度や湿度も制御できる。気候室の外形は幅5m、長さ11m、高さ3mで、風速範囲は0.1m/s~2m/s、温度範囲は20℃~35℃(±0.5℃)、湿度範囲は40~70%(±2%)である。
竜巻状気流発生装置 竜巻の移動を考慮できる移動型シミュレータと静止型竜巻シミュレータが開発されている。上昇流発生装置の外径は1200mmである。
外装材耐風圧性能試験機
(動的圧力チャンバー)
建築物に実際に用いられる外装材等を設置し、風圧力を模擬した圧力を静的および動的にかけることにより、それらの許容耐力等の耐風圧性能を調べることが可能な装置である。実験可能な外装材サイズは最大3,000mm×3,000mmである。

バナースペース

東京工芸大学風工学研究センター

風工学研究センター支援室
〒243-0297
神奈川県厚木市飯山1583
TEL 046-242-9658