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研究内容
強風分野
適風分野
弱風分野

 


 本学建築学専攻が提案した「都市・建築物へのウインド・イフェクト」(拠点リーダー:田村幸雄教授)と題する研究教育計画案が,見事難関を突破して文部科学省の21世紀COEプログラムに採択されました。内容は,都市や建築物の強風災害,通風・換気,シックハウスや人体周り空気環境,汚染物拡散など,都市・建築物に関わる気流や空気の諸問題に関する災害低減・環境保全に寄与することを目的とする5年間の大学院レベルのプログラムです。本学工学研究科「風工学研究センター」におけるこの分野の活動実績が認められ,今回COEに採択されたことで今後国際的な人材交流の推進と,よりユニークで高度な研究活動・成果が期待されます。

本プロジェクトの具体な研究内容は下記のとおりです。

[強風分野]Project1
強風災害低減システムの構築

建築物の合理的・経済的な耐風設計法,設計風速,風圧/風力特性,応答予測手法
建物健全性モニタリング手法
都市建物群防災システム


[適風分野]Project2
通風開口部設計法の開発

通風設計法
各種開口部の通風性能評価

[弱風分野]Project3
空気汚染問題とその評価システムの構築

市街地や建物近傍での排出ガス汚染
室内空気汚染/シックハウス
    → エネルギー消費削減/地球環境保護
    → サステイナブル社会の実現


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